第2回の今日は「北風と太陽」を取り上げます。
「北風と太陽」
おひるねのじかんだよ
おねえさんがごほんよんであげるね
「『――たいようさん ちがうんです ぼくがほんとうにぬがしたいのは
あのたびびとなんかじゃない あなたなんです』
たいようはおどろきました そして あっというまにきたかぜにおしたおさ
れてしまいました
『たいようさん おれのこときらいになった? きもちのわるいホモやろう
だっておもってる?』
きたかぜはなきそうです
それをみて たいようはそっとほほえんでいいました
『ぜんぜんそんなことないよ きたかぜ おまえがそんなふうにおもってて
くれて すごくうれしい』
それは きたかぜにとってまさに あたたかいにっこうのようなことばでした
きたかぜのこごえてしまっていたこころも ほっとあたたかくなりました
しかし そのこころとはうらはらに こかんのふゆしょうぐんはあらあらし
くたかぶ